ベイプの仕組み
更新日:2026年10月2日
ベイプはどんな製品か
ベイプ(電子たばこ)は、香料などを含んだリキッド(液体)を加熱し、発生したエアロゾル(蒸気)を吸い込む製品です。厚生労働省の情報サイト「e-ヘルスネット」でも、このように説明されています。
燃やすのではなく、電気で温めて霧状にする点が特徴です。
主な4つのパーツ
バッテリー
本体に入っている電池で、加熱部に電気を送ります。使い捨てタイプでも、多くはリチウムイオン電池などの充電式電池が内蔵されています。ポッド型と呼ばれる小型の製品は、出力が比較的低く、電圧が一定の電池を使うものが多いと報告されています。
加熱部(コイル)
電気が流れると熱くなる金属線の部分で、「コイル」「フィラメント」とも呼ばれます。素材には、ニッケルやクロム、鉄などを含む合金が使われています。素材については加熱部(コイル)の素材と研究の読み方で詳しく説明しています。
リキッド
温められてエアロゾルになる液体です。e-ヘルスネットによると、主成分はプロピレングリコールやグリセリンなどのグリコール類で、これに香料が加えられています。日本のコンビニで売られているベイプは、ニコチンを含まないリキッドを使った製品です(詳しくは「ニコチンなし」とは)。
ウィック
リキッドを吸い上げて、加熱部まで運ぶ芯の部分です。素材にはシリカ(ガラス繊維)やコットンが多く、セラミックを使う製品もあります。
吸ったときに起きていること
- 吸い口から息を吸うと、センサーやボタンでバッテリーが作動します。
- 加熱部が温まり、ウィックに含まれたリキッドが霧状になります。
- 霧状になったリキッドを、空気と一緒に吸い込みます。
リキッドがなくなったり、電池が切れたりすると、エアロゾルが出なくなります。
知っておきたいこと
e-ヘルスネットは、加熱によってホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの物質が発生する製品があると報告されていること、またからだへの影響について因果関係を判断する科学的根拠はまだ十分ではないことを紹介しています。当サイトでは、特定の製品について、からだへの影響が小さいといった説明はしていません。